再び甲州から信濃へ [里の風]
秩父多摩甲斐国立公園西の玄関口
中央自動車道須玉IC下車増富ラジウムラインを北上すると、
須玉町、明野町、韮崎市、甲斐市などの生活用水として使用されている、
塩川の上流部に建設された人工湖「みずがき湖」があります。
このまま北上、峠に向かうと、甲州(甲斐の国、山梨県)から信州(信濃の国、長野県)
へ越える国境(くにざかい、県境)、信州峠があります。
峠を下るとレタス作りで有名な長野県川上村、
懐かしい独特な景観が広がるこの村は、いつも変わらぬ光景で穏やかです。
一雨ごとに寒くなり、いよいよ冬を迎える山里は冷たい雨、
そんな時この峠にやって来ると、訪れる人も少なくなった峠道は、みぞれから雪に変わっています。
少しだけ足を延ばすと、
季節の移りを一足早く感じることが出来る、長閑な峠です。
そしてあれから丁度ひと月、再び峠を越えれば、
一面雪に覆われた川上の静かな山里が広がりました。
NPO法人 satoyama http://www.npo-satoyama.net/
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