懐かしいお菓子「月の雫」 [農の風]
山梨で最後に収穫されるぶどうの品種が甲州葡萄です。
陽光に透かされたぶどうの実の赤色は不思議に美しく、
棚に下がった甲州葡萄を見ると、いつも季節の移りを思います。
棚に下がった甲州葡萄を見ると、いつも季節の移りを思います。
今回は、この甲州葡萄に砂糖の衣をつけたお菓子「月の雫」を紹介します。
明治10年の秋、店主が砂糖蜜を練っている時にそばにあった葡萄の房から
一粒のぶどうが転がり落ちました。拾い上げておいたところみつが白く固まっていました。
一粒のぶどうが転がり落ちました。拾い上げておいたところみつが白く固まっていました。
偶然から生まれ、そこから葡萄の品種や蜜を研究して出来上がったお菓子が、
甲州葡萄に砂糖の衣をつけた「月の雫」です。
私にとって、母の実家が「月の雫」の化粧箱を作っていたこともあり、
妙に懐かしさを感じるお菓子です。
妙に懐かしさを感じるお菓子です。
NPO法人 satoyama http://www.npo-satoyama.net/
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