カラマツに始まり そして落葉松に [八ヶ岳の風]
小春日和が続いています。
八ヶ岳は、すそ野が広く緩やかな傾斜が続きます。
カラマツの群生地を切り裂く様に、幾条かの道路が作られています。
林間からこだました嬌声が消えるのを待つようにカラマツは
色づきはじめ、いつか知らぬ間に裾野全体を黄金色にかえてしまいます。
木枯らしの前の静けさの様にしっとりとした静寂に包まれた
真っ直ぐの道は、まだ新しい落ち葉が敷き詰められ、
うつむきかけた白秋でもでてきそうです。
カラマツの芽吹きが春を知らせ、夏には輝く緑を満々とたたえ、
カラマツの紅葉で秋の終わりの近いのを知り、一冬かけて落葉します。
落葉松の林の中の道が登りはじめて閉じる辺りの上に澄んだ空と、
雪をかぶった八ヶ岳の頂が見られます。
NPO法人 satoyama http://www.npo-satoyama.net/
おこやっさん in 甲州市休息山立正寺 [祭りの風]
11月23日(祝)・24日(火)
休息山立正寺にて子安地蔵尊大祭「おこやっさん」が行われます。
子安地蔵尊を「おこやっさん」と呼びその信仰が長きにわたり現在も続き、
安産成就の御礼参り、子授け祈願、子孫繁栄、家内安全を願い多くの参拝客が訪れます。
そして境内には屋台村が12時開店、
satoyamaストアは会員のクリスタルさんがおもちゃを出店致します。
お立ち寄り下さい。
安産祈願の底抜け柄杓(そこぬけひしゃく)は、文字通り底のない柄杓を用いますが、
「底抜けの柄杓で水を救えば水が留まることなく、その如くお産も楽(安産)に・・」
と子安地蔵尊に安産祈願を行う際に、青竹の柄杓を作り、願をかけます。
また、安産祈願成就者の御礼参りには、更に一つ柄杓をつくり(御礼参り・子育て祈願)、
安産祈願の柄杓と共に、子安地蔵尊に奉納するそうです。
17時に点火される600灯の竹灯篭には、子供たちや皆の願い事が書かれています。
竹灯篭は、大晦日(除夜の鐘)にも点火するそうです。
そして18:30から発育健全・無病息災・智慧明瞭を願って
荒行僧による修法加持を受ける子供たちの稚児行列があります。
灯される明かりは、なんとも云い難い幻想的な空間が広がります。
甲州市勝沼町休息、ここ立正寺にお越しください。
翌日24日正午12時に大法要が執り行われた後、祭りは幕を閉じます。
NPO法人 satoyama http://www.npo-satoyama.net/
白州町台ヶ原宿【くらかふぇ糀’s】 [里の風]
北杜市白州町旧甲州街道、この街道沿いに【七賢】で有名な酒蔵 山梨銘醸(株)さんがあります。
その歴史ある酒造の中には糀糖をつかったスィーツを食べることができる
【くらかふぇ糀's(こうじいず)】ありますが、「糀トースト」・「糀アイスクリーム」、
そして糀糖で甘みをプラスしたスムージードリンク「コウジー」等が味わえます。
糀糖とは七賢さんが三年の歳月をかけ開発した新しい甘味料の名前で、米糀と米粉のみで作られ、
カロリーは砂糖の半分、食物繊維やビタミンが豊富です。
糀飲料は栄養価の高さから飲む点滴とも呼ばれていますが、糀糖の甘さに驚きです。
往き交う人もまた旅人なり ちょっと一息如何でしょうか。
そしてわたしたちもこの【糀糖】をつかったホットドリンクを
武田神社DE正月祭「satoyama楽市楽座」にて提供することとなりました。
詳細は後日紹介します。
NPO法人 satoyama http://www.npo-satoyama.net/
白州町台ケ原宿金精軒さんの『生信玄餅』 [里の風]
中央道韮崎IC下車甲州街道(R20)を北上すると、
里山風景そのまま、北杜市白州町があります。
国道をそれ旧甲州街道に足を踏み入れると、そこは懐かしい雰囲気の台ケ原宿です。
この街道沿いに、【七賢】で有名な酒蔵 山梨銘醸(株)さんがありますが、
道路反対側には同じく山梨の銘菓【信玄餅】で有名な金精軒さんがあります。
夏には水信玄餅を食べに多くの人が訪れましたが、今回紹介するのは『生信玄餅』です。
山梨県峡北地域で収穫された梨北米のみ100%で作られています。
従来の信玄餅に比べお砂糖が半分なので、お餅の味が引きたっています。
そしてその風味を生かすため、名前の由来''生"は保存料無添加、
『極上生信玄餅』は消費期限3日です。
お餅が本当に美味しいです、是非お召し上がり下さい。
NPO法人 satoyama http://www.npo-satoyama.net/