今年の芽吹きは「畑木」それとも「田木」 [農の風]
北杜市須玉町根古屋神社(ねごやじんじゃ)境内に一対の大ケヤキがあります。
本殿と舞台を挟む形で両脇にある大ケヤキは、向かって右手が「畑木」、
左手が「田木」と呼ばれ、樹高は20mを超え幹周りは約10 m、国指定天然記念物の巨木です。
10月9日撮影
芽吹きの早さによって、畑木が早いと畑作が、田木ならば稲作が、
その年の作柄を占う、そんな習わしが古くよりあったそうです。
10月9日撮影
若葉の美しい季節、毎年5月3日には根古屋神社の春の例祭が執り行われ、
神楽のお囃子が響き渡ります。
ここ江草の人々にとって占いと信仰の対象であった、大切なケヤキです。
5月撮影
これから大ケヤキの紅葉が始まります。
一度訪れて見ては如何でしょうか、そして大きさを実感して下さい。
10月9日撮影
NPO法人 satoyama http://www.npo-satoyama.net/
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