もののけたちが

八ヶ岳高原は輝いています。今朝は肌寒さを感じる爽快な空気です。

雲が流れ秋晴れのような澄んだ青空が広がり、一瞬のうちに聳えたつ山々が顔を覗かせました。

今日は秋に行く八ヶ岳、お勧めのトレッキングコースの紹介です。

佐久地域と諏訪地域を結ぶ国道299号（メルヘン街道）沿いにある
駐車場に車を停めて遊歩道に足を踏み入れると、風情はすぐさま一転します。

ツガ・トウヒ・シラビソが生い茂る、木霊が宿るような原生林と一面の苔が広がります。

そして約15分、樹林の中を歩いた先に見え始める水面が、

南佐久郡佐久穂町と小海町との境、北八ヶ岳の麓八千穂高原の
白駒峰の噴火により大石川が堰き止められて誕生した標高2,115m、おすすめの「白駒池」です。

幾重にも織りなす原生林に囲まれた静かな池は一周約30分、
ここを起点に様々な北八ヶ岳トレッキングコースにつながります。

紅葉の見頃は9月下旬から10月中旬、

ドウダンツツジやダケカンバが彩り、更にはナナカマドが赤い実を付ける晩秋まで、
つかの間の北八ヶ岳の秋景色、原生林の中の白駒池は、きっと幻想的な光景に映るはずです。

短い北八ヶ岳の秋の調べを聴きに、一度訪れてみては如何がでしょうか。
自然の美しさがそこにあります。

NPO法人 satoyama　http://www.npo-satoyama.net/　

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